都会のサナトリウム

小さい生活を大切にいきているひとたちがいる

そういう当たり前のことをできないひとたちもいる

不特定多数の誰かに認められることなど必要ないといいながら、SNSに依存しているのは私自身で、常に誰かからの承認を欲してる

人間が飽和している東京の端っこで生まれて、気づいたときには生活の真ん中に都心部があって、気持ち悪いこともたくさん見てきたような気がする

どんな環境に生まれても、自分の生まれた場所に文句がひとつも無い人なんてきっといない

いまを真剣に生きてるから、自殺するひとがいる

どんなに広い世界を見たって、結局その世界を認識して思考しているのは本人の脳みそだけなんだよ

それで知った気になってるのはおかしい

だからわたしは、なんでも知ってるしなんにも知らない